どう思います？と問いたいのは話題作・人気作の安易な漫画化・映画化。
最近ですと、「いま、会いにいきます」が映画化しましたし、今日コンビニで漫画も発見しました。
俺が好きだった福井晴敏さんの「終戦のローレライ」も「ローレライ」という名で映画になってます。
確かに映画にすれば売れるでしょう。反響も大きいでしょう。
でも、その映画や漫画があまりにも原作のファンを無視するような形になっているのが自分許せんのです。
まぁ、世界の中心で～とかいま、会いにいきますとかはキライなんでどうでもいいですけども。
実際、前述の２作って内容が希薄な気がしますし。ローレライは大衆が受け入れるような作品だったとは思えないのです。
それに、映像化された作品ってのは大体不満が残る内容であることが多いです。
そりゃそうですけどね。あんな分厚い本を２時間という枠の中におさめるわけですから。
自分、終戦のローレライ読み終わるのに２週間くらいかけました。
そんな壮大なストーリーを２時間で語りつくせるのか？
答えはNOだと思います。
読書とはイメージするものです。
ですから、それを提供する側は、せめてそのイメージを損ねないようにして欲しいと、切に願います。